【元CAが語る】客室乗務員から異業種へ転職|おすすめの転職先と成功のコツ

CAのセカンドキャリア

「CAの仕事は好きだけど、この先ずっと続けられるのかな…」

そう思ったことはありませんか?

私は国内外の航空会社で客室乗務員として計6年勤務し、Chief Purser(チーフパーサー)まで昇進しました。空の上の仕事にやりがいを感じながらも、体力面やキャリアの先行きに不安を感じ、実際に異業種への転職を経験しています。

この記事では、CAから異業種への転職を考えている方に向けて、私自身のリアルな転職体験談、CAスキルが活きるおすすめの転職先、そして転職活動を成功させるコツをお伝えします。

この記事で分かること:

  • CAが転職を考える主な理由
  • CAのスキルが異業種で通用するのかどうか
  • CAからの転職先おすすめ5選
  • 実際に転職活動をして分かったこと
  • 転職活動で役に立ったサービス

CAが転職を考える理由

私の周りでも、転職を考えるCAは少なくありません。理由はさまざまですが、大きく分けると以下の5つに集約されます。

1. 体力面の不安

不規則な勤務スケジュール、時差、気圧の変化、長時間の立ち仕事。20代のうちは乗り越えられても、30代に入ると身体への負担は確実に大きくなります。私自身、乗務中に足を負傷した経験があり、体力面でのリスクは他人事ではありませんでした。

2. キャリアの先行きが見えにくい

CAのキャリアパスは、一般的にCA→シニアCA→チーフパーサー→管理職(※希望すれば地上のマネジメント職へ)という流れが基本かと思います。ただ、地上職のポストは限られており、全員がステップアップできるわけではありません。また外資系の航空会社だと、シニアCAまたはチーフパーサーのキャリアになることも数少ないでしょう、「この先10年、20年の自分のキャリアがイメージできない」という漠然とした不安を抱えるCAは多いです。

3. ライフイベントとの両立

結婚や出産を考えたとき、不規則なシフト勤務との両立に悩む方は非常に多いです。早朝出勤、深夜帰宅、泊まりのフライト。パートナーや家族との時間を確保しにくいのが現実です。

4. 収入への不安

CAの給与は、基本給+乗務手当で構成されています。乗務が減れば手当も減るため、安定性に欠ける面があります。将来の貯蓄やライフプランを考えたときに、「もっと安定した収入がほしい」と感じるのは自然なことです。もちろん今は副業OKな航空会社も多いですが、シフトの都合でなかなか継続は難しいのが現実ですよね。

5. 新しいスキルへの挑戦

「接客以外のスキルも身につけたい」「デスクワークを経験してみたい」「自分の市場価値を試したい」「でも何がしたいのか本当はよくわからない…」、その気持ち痛いほどわかります。わたしは25歳くらいから、「航空会社で働く」という目標を達成したいま、とりわけやりたいことはないけど、なんかこのままじゃだめかも、という漠然とした不安に苛まれていました。


CAのスキルは異業種で通用するのか?

結論から言うと、CAのスキルは異業種で十分に通用します。むしろ、多くの企業が求めている能力と驚くほど重なっています。

コミュニケーション力

お客様の表情や声のトーンから状況を察し、臨機応変に対応する力。これはどの業界でも重宝されるスキルです。特に営業職やカスタマーサクセス、PR職では、CAの「察する力」がそのまま強みになります。

チームマネジメント力

なかでも、Chief Purserや先任CAの経験がある方は、チームをまとめる力をアピールできます。毎回異なるメンバーでのフライトに対応してきた経験は、「初対面のメンバーとすぐにチームワークを発揮できる」という希少なスキルです。

マルチタスク能力

機内での安全管理、サービス提供、お客様対応、後輩の指導…。限られた時間と空間で複数のタスクを同時にこなすCAの能力は、どんな職種でも活きます。

語学力

英語はもちろん、中国語や韓国語など複数言語を話せるCAも多いです。グローバル展開する企業やインバウンド対応が必要な企業では、語学力は大きなアドバンテージです。私の場合、中国語(HSK6級)がキャリアの幅を大きく広げてくれました。

ホスピタリティマインド

「相手が何を求めているかを先回りして考える」というホスピタリティの本質は、どの職種でも役立ちます。わたしは、マーケティングにおける顧客体験(CX)設計と根底で共通しているのでは、と感じています。


CAからの転職先おすすめ5選

CAのスキルが特に活きやすい職種を5つ紹介します。

1. マーケティング職

おすすめ度:★★★★★

CAの「お客様視点で考える力」は、マーケティングの本質そのものです。特に顧客体験(CX)やCRM(顧客関係管理)の領域では、現場でお客様と接してきた経験が即戦力になります。

私自身、CAからマーケティング職に転職し、食品EC企業で顧客満足度の改善プロジェクトに携わりました。データ分析は未経験からのスタートでしたが、「お客様の声を聞いて改善策を考える」というプロセスはCA時代の業務と本質的に同じで、顧客満足度+3%、コンバージョン率+1%という成果を出すことができました。

向いている人: データや数字に抵抗がない、「なぜ売れるのか」を考えるのが好き

2. 広報・PR職

おすすめ度:★★★★★

企業の「顔」として情報を発信する広報・PR職は、CAの強みが存分に活きるポジションです。メディア対応やプレスリリースの作成、イベント企画、SNS運用など、コミュニケーション力と発信力が求められます。

CAとして培った「人前での立ち振る舞い」「臨機応変な対応力」「ブランドイメージを体現する力」は、広報・PR職に直結するスキルです。

向いている人: 人と話すのが好き、発信することに興味がある、企画を考えるのが楽しい

3. 営業職

おすすめ度:★★★★☆

CAのコミュニケーション力、第一印象の良さ、ヒアリング力は、営業職で即戦力になります。特に法人営業(BtoB)では、信頼関係の構築が重要なため、CAの「きめ細やかな対応力」が評価されます。

無形商材(IT、人材、コンサル)の営業は未経験でも入りやすく、成果次第で年収も大きく上がるのが魅力です。

向いている人: 目標達成にやりがいを感じる、成長意欲が高い

5. カスタマーサクセス職

おすすめ度:★★★★☆

SaaS企業やIT企業で需要が急増している職種です。お客様の課題を理解し、サービスの活用を支援して成功に導く役割。CAの「お客様に寄り添う力」がそのまま活きます。

営業と違ってノルマのプレッシャーが少なく、「お客様の成功を一緒に喜べる」という点でCAのやりがいと似ている部分があります。

向いている人: 人のサポートが好き、IT・テクノロジーに興味がある


私が実際に転職活動をしてわかったこと

「CAの経験しかない」は思い込みだった

転職活動を始めたとき、一番怖かったのは「CAの経験しかない私に、他の業界で通用するスキルがあるのか」ということでした。

でも、職務経歴書を書く過程で気づいたのは、CAの仕事には言語化されていないだけで、ものすごく多くのスキルが詰まっているということです。

たとえば「機内サービスをしていました」ではなく、「毎回異なる10名以上のチームをまとめ、限られた時間内で200名以上のお客様にサービスを提供。クレーム対応やイレギュラー時の判断もリーダーとして担当」と書くだけで、伝わる印象は全く変わります。

書類選考の壁は「翻訳力」で突破できる

CA経験を異業種の採用担当者に伝えるには、「翻訳」が必要です。航空業界の専門用語をそのまま使っても伝わりません。

  • 「イレギュラー対応」→「予期せぬ事態への迅速な判断・対応」
  • 「チーフパーサー業務」→「10名以上のチームマネジメント・業務品質管理」
  • 「中国路線乗務」→「中国語を使った顧客対応・異文化コミュニケーション」

このように、相手の業界で理解できる言葉に置き換えることで、書類通過率は格段に上がりました。

面接では「なぜ辞めるか」より「何がしたいか」

面接で必ず聞かれるのが「なぜCAを辞めるのですか?」という質問。ここでネガティブな理由ばかり話すのはNGです。

私が心がけたのは、**「CAで得たスキル・経験を活かして、次のステージで何を実現したいか」**を具体的に伝えること。過去の否定ではなく、未来への意欲を語ることで、面接官の印象は大きく変わります。

転職活動は「一人で頑張らない」が正解

正直に言うと、最初は求人サイトで一人で探していて、全然うまくいきませんでした。CAからの転職はキャリアチェンジになるため、一般的な転職とは少し違うノウハウが必要です。

転職エージェントを使い始めてから、書類の書き方、面接対策、自分では気づかなかった強みの言語化まで、プロの視点でアドバイスをもらえたことが転職成功の大きなポイントでした。


転職活動で役に立ったサービス

CA・航空業界からの転職で、実際に使ってよかったサービスを紹介します。どれも無料で利用できるので、まずは登録して情報収集から始めるのがおすすめです。

キャリアセッション|伴走型キャリア支援サービスの無料体験面談

こんな人におすすめ: キャリアの岐路に立つ30代。転職すべきか・今の会社で頑張るべきか迷っている方

http://

キャリアセッションは、一人ひとりに寄り添う「伴走型」のキャリア支援サービスです。

  • 特徴①:単なる求人紹介ではなく、キャリアの方向性そのものを一緒に考えてくれる
  • 特徴②:30代ならではの悩み(年収・ライフイベント・マネジメント経験など)を踏まえた支援が可能
  • 特徴③:無料の体験面談で、まずは現状の課題を整理するところから始められる

30代はスキルも経験も積み上がる一方で、「この先どうキャリアを描くか」が最も問われる時期。一人で悩まず、プロと一緒に戦略を立ててみませんか?

OwenCareer(応援キャリア)|20代向け転職支援の無料相談

こんな人におすすめ: 転職が初めて・キャリアの方向性が決まっていない20代

OwenCareerは、20代の転職支援に特化したエージェントサービスです。

  • 特徴①:経歴やスキルに自信がなくても、プロのアドバイザーが強みや適性を一緒に整理してくれる
  • 特徴②:未経験業界へのチャレンジも手厚くサポート
  • 特徴③:無料相談からスタートできるので、まずは話を聞くだけでもOK

「今の仕事を続けるべきか迷っている」という方は、まず無料相談で現状を整理するところから始めてみましょう。

相性転職PersonalFile|相性マッチング型の20代向け転職支援


こんな人におすすめ: 入社後のミスマッチを防ぎたい・自分に本当に合う職場を見つけたい20代

PersonalFileは、独自の相性診断を活用した転職マッチングサービスです。

  • 特徴①:スキルや経歴だけでなく、価値観・働き方との相性まで考慮してマッチング
  • 特徴②:「なんとなく転職」ではなく、納得感のある転職が実現しやすい
  • 特徴③:無料で相性診断を受けられる

求人票の情報だけでは判断しきれないと感じている方は、まず相性診断を試してみるのがおすすめです。


キャリフト|40代・50代向けキャリアコーチングの無料相談

こんな人におすすめ: キャリアの転換期にある40代・50代で、次の一歩を整理したい方

キャリフトは、40代・50代に特化したキャリアコーチングサービスです。

  • 特徴①:専門コーチがこれまでのキャリアを丁寧に棚卸しし、次のステップを一緒に設計
  • 特徴②:転職だけでなく、副業・独立など幅広い選択肢を検討できる
  • 特徴③:無料面談で今の悩みを相談するだけでもOK

「この年齢から動いて大丈夫?」という不安がある方こそ、まずプロに相談して選択肢を明確にしてみましょう。


まとめ:CAの経験は最強の武器になる

CAから異業種への転職は、決して「逃げ」ではありません。

CAとして培ったコミュニケーション力、マネジメント力、マルチタスク能力、ホスピタリティマインドは、どの業界でも求められるスキルです。大切なのは、それを異業種の言葉に翻訳して伝えること。

転職活動は不安なことも多いですが、一人で抱え込まず、プロの力を借りながら進めていけば、必ず道は開けます。

あなたのCAとしての経験は、次のキャリアでも必ず武器になります。この記事が、一歩踏み出すきっかけになれば嬉しいです。


この記事を書いた人: 国内外の航空会社でCA・Chief Purserを経験。上海の大学院で中国語教育を学び(HSK6級取得)、マーケティング職を経て再びCAに復帰。現在は広報職としてキャリアを築きながら、CA転職・中国語学習・旅行の情報を発信中。


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